今回は、睡眠時無呼吸症候群の検査方法や治療法の一つでもあるCPAPについて、ヒロ先生にインタビューしました。
Q.睡眠時無呼吸症候群は、どのような検査で判断されるのですか??
A(ヒロ先生)
色んな方がいらしてですね。自分で気付くってのはなかなか難しい方がいます。その方はよくご家族に睡眠中のいびきがすごくて、途中で呼吸が止まってたよってそういう指摘を受ける方が多いですね。
今はいろんな情報が手に入りますので、多くの方がネットで調べてクリニックにご相談のお電話とかメールが来ることになると思います。
検査自体はですね、簡易検査と言いまして、寝てる間に呼吸を感じることのできるセンサーですね。
あと、血中の酸素濃度をその数字を見てですね。記録できる簡易検査ができますので、1日、夜、睡眠をとっていただいて、そのデータを持ってですね。記録したデータが我々の方の手に届いたら解析したデータの上で、これは低酸素があるね、無呼吸があるね、それぞれのそうした指数のことをAHI(※1)という指数があって、Apnea Hypopnea Indexっていうんですけど、これがある程度の数字以上だったら、これはもう睡眠時無呼吸症候群ですよ。
※1
AHI:Apnea Hypopnea Index (無呼吸低呼吸指数)
1時間あたりの無呼吸(Apnea)と低呼吸(Hypopnea)を合わせた回数
Q.検査結果で、AHIの数字が高い場合どのような治療をするのですか?
A(ヒロ先生)
例えば重症だったら治療された方がいいですよ。
呼吸が止まってる間にマスクをつけて、呼吸を補助するような形で圧をかけてもらって、呼吸の管理をする方法がCPAPという治療法です
Q.CPAPの機械はどのように準備すれば良いですか?費用は?
A(ヒロ先生)
幾つかのメーカーがあってですね。
フィッティングテストっていうものもやってですね。その方に合ったマスクとかで、あと機械とか取り扱いとか選べる訳です。我々が事前にどのメーカーがいいか、大体はその方の特徴をつかんだ上でご紹介します。レンタル料金に関してはすいません、、、ここでは私すぐにお答えできないんですけど、勉強していきます。保険診療で大体月の点数でいうとですね、我々点数というとちょっと分かりづらいかもしれませんけど、1100点か1200点ぐらいの間だったと思うんですけども・・・
患者様のご負担は、自己負担割合で変わってきますが、膨大な治療費用がかかるわけではございません。
次回は、CPAPの長期治療について質問していきます。