皆さん、はじめまして、私、7月から新横浜ヒロクリニック訪問診療の事務長に着任をしました
平田裕也と申します。
よろしくお願いいたします。
今日は簡単に私の経歴から お話をさせていただきます。

もともと、理学療法士の免許を取得しまして、それから横浜のスポーツ整形の病院で、主にスポーツリハビリですとか変形性膝関節症の方に対するリハビリの経験を5年ほどしてきました。
その後、訪問看護ステーションの方に転職をして、在宅での訪問リハビリですとか、あと運営管理のところで携わってきました。それが7、8年。
さらに、インキュベクス株式会社の方に転職をして、訪問看護ステーション、介護施設等々のマネジメント業務の方を経験してまいりました。

それに加え、理学療法士を取得して2年目の頃、昭和大学大学院の方に通い、理学博士を取得するために、当初、膝の細胞の基礎と言われるものを研究して、その後、在宅の訪問看護を利用していらっしゃる方々の主観的幸福感といいまして、どの程度利用者様を幸せに感じているか、それがどのように社会的な要因が関係してるのといったところを、約90名ほどの方々にアンケート調査し、それをまとめたものを博士論文として提出。
去年の12月に医学博士を取得しました。
そのような医学的な見地もそうですし、現場の経験も私自身もあります。

今後、私の人生をかけて、この在宅であったり、地域の皆様に何か少しでも力になっていきたいという思いを持っております。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

さて、この新横浜ヒロクリニック訪問診療ですけれども、昨年の6月に開業させていただきまして、
皆さんのお力もあり、2年目を迎えることができました。
これまで、院長の楠本が一人で運営しておりましたけれども、この2年目に入りまして、常勤医が4月から1名追加で2名の体制になり、非常勤ドクターも2名、勤務しておりますので、合計で4名体制で運営の方を行っております。
もともと院長が呼吸器内科の専門でしたが、新しく入った内科医は、総合診療医として専門をとっております。
また非常勤ドクターもですね、消化器外科・救急科のドクターが在籍しておりますので、内科、一般的な部分ですとか、人工肛門等々をつけていらっしゃる方々、あと看取りを含めて、診療の幅を拡大しまして、地域の皆様のお役に立てるように、今、体制の方を整えております。

近年の国の方策としても、病院から在宅へという流れが強くなってきており、病院での退院調整などしながら、やっと退院をされ、私たちが在宅の診療として関わらせていただく中で、いろいろな要因も重なって、結果的にまた病院の方に入院という形で戻らざるを得なかった患者様もいらっしゃいました。

今後は、いろいろな診療機器であったり、検査機器もそうですが、私たちのサービスの質、医療の質の向上を図りながら、患者様が安心して長く在宅での生活が送れるように、地域の皆様や相談員の方々、ケアマネージャーさん、各訪問看護ステーション、薬剤師さん等と連携を図りながら、この2年目以降もより精進していきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。