先週、当クリニックの所在地である横浜市より、咽頭結膜熱の流行警報が発令されました。
警報基準に達するのは、集計を開始した1999年以降初めてのようです。
ヒロクリニックの今朝の朝礼でも、スタッフ一同気をつけてまいりましょう!となりましたので、基本的な感染対策など今一度みなさまにシェアさせていただき、体調管理にお役立ていただければ幸いです。

咽頭結膜熱とは ※以下、横浜市資料より
咽頭結膜熱は、発熱(38~39度)、のどの痛み、目の充血といった症状をきたす小児に多い感染症です。
アデノウィルスが原因で、患者のせきやくしゃみを吸い込んだり、手についたウィルスが目や口に入ったりすることで感染します。
呼吸が苦しい時や、高熱による吐き気や頭痛が強い時は医療機関にご相談ください。

感染対策
◆手洗い
アルコール消毒が効きにくいため、流水と石けんでこまめに手を洗いましょう。

◆ものの共有を控える
タオルやおもちゃなどを共有することは控えましょう。

◆せきエチケット
くしゃみやせきをする時は、マスクを着用しましょう。
または、口や鼻をティッシュなどで覆いましょう。

※症状消失後も患者の便や唾液にウィルスが含まれます。
感染対策を継続しましょう。


その他、横浜市以外でも国内各地で季節性インフルエンザや溶連菌感染症などが本格的な流行レベルとなっているようです。(厚生労働省・国立感染症研究所週報より)
各ご家庭や会社、施設などで、個々ができること、基本的な感染対策をしっかりすることが大切ですね。

ヒロクリニックでも感染症に関するご相談をいつでも受付けております。
ご心配な症状がありましたら、まずはお電話にてご相談くださいね。