こんにちは、新横浜ヒロクリニック訪問診療 事務長の吉田でございます。

先日、笑顔会おうちクリニック(名古屋)へ訪問伺いました。ヒロクリニックのオペレーションの確認と
長く訪問診療をやられている医療法人がどのようなことを大切にして訪問診療を行っているかというところを確かめるためにも名古屋へ伺わせていただきました。

理事長(水野医師)の訪問診療に同行させていただきました。比較的安定されている患者様の定期診療へ同行させていただきました。
※掲載している写真は現地にて使用許諾をいただいております。

笑顔会様は先生がすべての診療を1人で行い、アシスタントが先生にとって必要な医材を準備し、
お渡しする。診察の記録をメモで書き写し、先生に内容をお渡しする。
病院の外来と変わらない診察を行います。

ふと感じたこととして、、先生が患者様に触れる、対話する時間が多いことです。
施設運営をグループで行っている中で、先生の滞在時間や対応は様々です。
必ずしも時間の長さが医療レベルの良し悪しに比例するというわけではありませんが、
ことさらに、患者様等を観察する(情報をインプットする)時間は、接する時間に比例するものと
考えます。

実際に、現代のテクノロジーでそこまで瞬時に解明することは難しく、
様々な情報から導き出される最適解、有効的な情報を扱うのは、まだまだ人間でないと行えないと思います。

じっくりと患者様のことを診て、コミュニケーションをとることに先生が注力できる環境を作り出すことは
医師が些細な変化を察知する時間や、患者様が伝えたいことを直接伝えられる機会ができ、病気の早期発見や、医師と患者様とで共に納得のいく状態で療養・治療等を進めていけるのかなと感じました。

また訪問診療と外来との違いとして
予約制とはいえ、多少待たなければいけない、先着順の病院だと数時間待つのはざらです。
家族の支援がないと病院に行けない方々は多々います。
待つことの機会損失と訪問診療の診療費を比べた時、訪問診療はもっと選択されるものであると考えます。

AIやテクノロジーの発展で、あと10年もすると遠隔医療はVRの活用や沿革で操作できるロボットの配置等により、ボーダレスな医療サービス提供になるかもしれません。
そうなるとコンセプトやプロモーションの手法は大きく変わってくるので、マーケティングの強い医療法人とそうでない医療法人で大きく異なってくると思います。

技術的なものはテクノロジーで補えるのですが、
人でしかできない(察知できない)ことは、その専門家でしかできないものと思います。
そのためにも、どのような連携等が行われ、理想的な形を作っているのか?

そういった仕組みを学べたいい機会でございました。

今回は日帰りでしたので、名古屋の街を堪能はできませんでしたが(残念)
また、プライベートでも訪れようと思います。