こんにちは、事務長をしております、吉田と申します。
今回は医療人ではない人間からみた、医療とはについての所管をブログにつづりたいと思います。
事務側の役割の中で、患者様(利用者様)との契約がございまして、
その中で、担当者会議や退院調整カンファレンスや初回訪問に同行させていただいております。
患者様とドクターとのコミュニケーションの中、特に緩和ケアの方との中で出てくることとして、医療行為でも延命を優先させるのか、あるいは自分らしさを優先させるのか?
例えばですが、喫煙者の方等で出てくるお言葉として、「嗜好品を我慢するのは嫌だ。それを続けられるのであれば痛みだけ和らげて欲しい。」
ここの判断について、「治療で少しでも改善させていくために、禁煙してください。」という回答と 「いや、人生の中でやれることはやり切った方が良いので、我慢することなくそのまま吸い続けてもよいですよ!」といったような回答が考えられ、答えの選び方によっては賛否分かれるところですが、、
当人の望む姿や当人や家族の価値観における”幸せ”に重きを置き良い選択を選ぶのが大切なことなのではという考えに至りました。
献身的な気持ちはもちろん大切ですので、大前提の中、”使命感の所在とは”というところで、仕事に対して真摯であればあるほど、もしかしたら”悩みどころ”になるのかもしれません。
どの業界でもそうですが、「教科書通り行っていれば万事解決」ということはなく、相手は”人”ですので、それぞれに最適な回答があります。
人によっては、医療行為の目的の本質の部分から逸れる回答(矛盾した判断)が最適解になるかもしれません。これは行き過ぎると安楽死問題とかを許容する見解に捉えられていしまうため、今回はそこまでには至ってませんが、、色々な外部環境等をとらまえて、”その人にとっての最適解にフィットさせる”。それにより家族との相違というのは減らせる、かつそれぞれが納得いくような結論に至るのではと感じました。
※あくまで私的な見解を述べているというところ、ご了承くださいませ。